ケタが違う…元探偵が見た!金持ち”不倫”男性の衝撃デート3選
「不倫は一度経験するとクセになる」という話をよく聞きます。経済力のある既婚男性と付き合うことで良い思いをしすぎるあまり、独身男性とのデートが物足りなくなる女性が多いそうです。そこで今回は、元女探偵が見た、金持ち不倫男とアラサー女性のデートエピソードをご紹介します。
1.送迎は高級車が日替わり
「靴や時計、車などコレクション癖のある男性は、女性に対しても次々と手を出す傾向がある」というのはよく聞く話。ですが、車を何十台も持っている大金持ちの男性の浮気調査をした時は大変でした。
多くの場合が、通勤に使う車は1台と限定されるので、車を目印に尾行調査をするんです。しかしこの男性は、車を見せびらかすかのように、複数の愛人のところに毎日日替わりで違う車で迎えに行っていたのです。
ホテルの月極駐車場、自分の会社の駐車場など、自宅以外にも駐車場が複数あるのですが、1日に何度も車を乗り換えるため、尾行がとても難しかった案件でした。
2.会計が2人で50万円超えのレストランへ
都内の高級レストランに行くと、金持ち風の男性と明らかに奥さんではないような若い女性のカップルを見かけることもありますが、中には信じられない値段の店でデートしている不倫カップルもいます。
「夫が最近ハマっている相手がいるみたいで調べて欲しい」という常連の方の依頼で調査した時の話です。ご主人は仕事の後に大学生くらいの年齢の女性と合流。白トリュフが旬の時期は、会計が2人合わせて50万円はするという噂も流れるレストランで食事し、某高級シティホテルへ行くというデートコースでした。
ちなみに、飛びぬけて財力のある不倫男性の奥様は気前が良くて優しい方が多いです。この時も「せっかくなので、一緒にお店まで入って(経費で)おいしいものを食べてくださいね」と、寛大な発言をしてくださったのですが、完全紹介制の店だったので、店内にすら入れませんでした。
3.総額○○○○万円越え!?の買い物デート
夫の休日を調査する場合、依頼主の奥様から『この日に出かけます。怪しいと思います』と事前に連絡をもらうことがあります。ある男性を尾行していたところ、着いたのは銀座のブランドショップ。先に着いていた女性と店内で合流し、奥にある上客向けの個室に案内されていきました。
1時間以上経って出てきた2人の手には大量の紙バッグ。それから、何軒もブランドショップをハシゴして、1日中買い物デートを楽しんでいました。お金のある不倫男性の中には「女性にプレゼントをして喜んでもらうのが大好き」「自分の手で美しい女性に育てたい」という人も少なくないのです。
金持ち男性の不倫デートを尾行する場合、例えば旅行となれば飛行機のビジネスクラスやファーストクラスを使っていたり、探偵が追いかけられないような会員制のお店や場所に行くこともあったり、結構大変なことも。
追いかけている探偵の立場からすると、「私の給料の1年分を1日で使っているのでは?」と見ていて、呆然とする光景も多かったです。たしかにこんなデートができたら抜け出せなくなるのもわかりますが、不倫後に幸せを手にしている女性は滅多にいません。興味本位でも不倫には絶対に近寄らないことをおすすめします。
文/上岡史奈 画像/Shutterstock(sakkmesterke、Kiselev Andrey Valerevich、Jack Z Young、Kamil Macniak)