【つくり方あり】集中できてストレス発散にも…立体マスクを親子で手づくり!

全国的にマスク不足が叫ばれているなか、小池東京都知事が記者会見で着けていたことでも注目されている「手づくりマスク」。最近では、ママ友達やご近所さんが着けているのを見かけるようになりました。
ちょっと近所に出るだけなのに使い捨てマスクはもったいない(そもそも手に入らない)、でも人にうつさない為にもマスクを着けたい。そんな気持ちから、親子で手づくりし始めた読者さんに話を聞きました。

ハワイアンキルトづくりが趣味の佐藤さんは、
「大好きなハワイアンキルト作家の方が、布マスクのつくり方をSNSに投稿しているのを見たのがきっかけです。ハワイアンキルトに使う素敵な柄でした。つくり方が簡単で、ほぼ家にあるものでできる!と思って始めました。中学生の子供も一緒につくってます!」
とのこと。

マスクづくりに必要な材料は?

・裏布(ガーゼ又はダブルガーゼ):15×30cm(縮み予防のため、事前にぬるま湯を含ませ絞り、乾かしておく)
・表布:15×30cm
・キルト芯(表布と裏布の間に入る。夏用の場合は無い方が涼しくなる):15×30cm
・マスク用または細めの平ゴム:30cm程度を2本。

・型紙(鼻から顎までの長さ、鼻の中央から頬までの幅、顎のラインを測って、紙やオーブンシートに書く)

つくり方を写真つきで解説!

① 表布を中表に二つ折りにし、二つ折りにしたキルト芯と重ねる。
② 型紙を①にのせてなぞり、鼻からあごまでのカーブをまつり縫いする。

③ 裏布中表に二つ折りにし、両面を型紙でなぞり、鼻からあごまでのカーブをまつり縫いする。
④  ②と③それぞれ、鼻からあごのカーブ部分の余分な布を切る。


⑤  ②と③を広げ、中表にして合わせて上下を縫い合わせ、上下の余分な布を切る。

⑥ 筒状になった⑤を表に返して整える。

⑦ 左右の開いている部分を、後ろ側に1cm幅に二つ折りにし、目立たないようかがり縫いをする。
⑧ ゴムを通して自分の長さに合わせて結ぶ。

※つくり方のポイント

・ミシンでも、手縫いでも、手づくり初心者でもできます。
・つくり方⑤:ここでは縫ってから切っています。その方が子供も縫いやすいようです。
・つくり方⑦:ゴム部分を縫う前に、試着して頬の覆い具合をチェック。

【手づくり初心者ライターの感想】

難易度がそこまで高くないので、子どもと一緒に取り組むのに最適。「おうち家庭科」の一環としてもぜひ!
顔に直接あたる裏布は、肌当たりのよいダブルガーゼがおすすめです。とあるご近所さんは、表布にカフェカーテンの生地を使っていました。筆者はハウスダストに弱いので、掃除のときにも着けたいと思いました。

 

今回紹介した以外にも、つくり方や使う材料の組み合わせは無限に広がると思います。
みなさんならではの手づくりマスク、ぜひMartフォーラム内「Martおうち部」で見せてください!投稿をお待ちしています!

取材・文/石川晴美

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