Part1 バッグを毎日着替えられるのは心に余裕ができたから
今までは、お気に入りのひとつのバッグを ヘビロテが当たり前。だって、バッグを 毎日取り替える心の余裕なんてなかったから。でも今は、バッグの個性で自分演出、自由自在!
LOUIS VUITTON
ヴィンテージのお財布から着想を得たという斬新なフォルムに大胆なモノグラム、マットなブラックチェーンもシャープに映えて。進化し続けるシグネチャーに、ときめきが止まらない。大人だけでの久しぶりの夜は、こんな気持ちの高ぶる相棒と。待つ時間だって楽しくて、遅刻も許してしまいそう。GIVENCY
エクリュ地にジャカードでチェーンロゴを表現したクリーンなデザイン。取り外し可能なインナーレザーポーチ付きで 収納もしやすいから、デイリーからショートトリップまで、活躍の幅が広いのも魅力。日曜の夜、子どものものでいっぱいだったバッグに自分の荷物を入れ替えて。翌日、品よくスマートに日帰り出張へ出発。
バッグ「ボンド」[H37×W63×D20cm]¥235,000 ジャケット¥336,000 パンツ¥152,000 リング¥50,000[参考価格](すべてジバンシィ/ジバンシィ表参道店)
HERMÈS
しなやかに体にフィットするクロスボディバッグは、しっとりとしたカーフレザーと熟練の職人によるフォルム美が光る。こっくりした色出しや馬具を彷彿させる金具など洗練のディテールが、Tシャツ×デニムの定番服に〝スタイル〟をもたらす。このバッグと一緒なら何げなく過ごす日だって、オーセンティックでいられる。ALAÏA
驚くほど繊細なカットワークのクラシカルなバッグ。実はデニム素材、というギャップもおもしろい。ときにこんなレディなバッグを手に、自分自身に女らしさをリマインドして。付属のミラーでリップを塗りなおしたら、ずっと気になっていたセレクトショップをのぞいてみよう。
バッグ「ミナ」[H20×W24×D12cm]¥210,000 ワンピース¥322,000(ともにアライア/リシュモン ジャパン)
CELINE
しっとりとしたキャメルスエードにパリの凱旋門を取りかこむチェーンをイメージソースにしたクロージャー、ゴールドのチェーンストラップもまたラグジュアリーさを盛り上げる。先を急ぐ軽快な足取りとともに、ボリューミーなフリンジが弾むように揺れて。どこかフォークロアなテンションのバッグも伸びやかな現代性を携え、日常にすっと溶け込む。GUCCI
1955年に誕生したホースビットモチーフ付きのバッグを、ブルーにレッドのドット&ダブルGプリントというキッチュな雰囲気で。ひときわ目を引く遊び心のあるバッグをロゴTと楽しむ、そんな気楽なムードがなんともチャーミング! カフェで物思いにふける姿すら絵になる。CHANEL
ノーブルなキルティングモチーフにアイコニックなCCロゴ、ゴールドのメタルチェーンがタイムレスな魅力を放ち続ける。スライディングボールでチェーンの長さを調整できる自由度の高さも大人向き。コロンと可愛いミニサイズを斜めがけして、手もとも心もフリーに。エレガンスを力まず楽しむ心地よさを、このバッグと始めて。
バッグ[H13×W18×D7cm]¥399,000 ジャンプスーツ ¥863,000(ともにシャネル/シャネル カスタマーケア)
Part1 バッグを毎日着替えられるのは
VERY[ヴェリィ]
心に余裕ができたから
撮影/岡本充男 ヘア・メーク/平元敬一 スタイリング/池田 敬 モデル/滝沢眞規子 カーコーディネーター/佐藤篤司 取材・文/榎本洋子 編集/渋澤しょうこ 撮影協力/ポルシェジャパン、ロルフベンツ東京 デザイン/小林義郎
VERY NAVY5月号『毎日同じバッグは持たない』から
詳しくは2020年4/7発売VERY NAVY5月号に掲載しています。