可愛くてドリーミーで憧れる。そんな世界をつくり続けるクリエイターに今までのこと、これからのことをインタビュー。今回お話を伺ったのは、15年間にわたり、ロンドンでスタイリスト、コーディネーターとして活躍し、現在も雑誌や広告のほかアーティストのスタイリングを手がけ、多方面で活躍する小藪奈央さん。
 

Q&A

Q.アイデアはどこから生まれますか？
A.古い映画や絵画
イメージを集めてムードボードをつくり想像を膨らませることが多いです。ペティートとの撮影では、曲や歌詞の世界観を基に考えます。彼女とはたくさんのアイデアを出し合えるので、膨大な資料になります。
 
Q.これから挑戦したいことは？
A.映画のスタイリング
西洋時代劇とか面白そう。たとえばヴィクトリアン時代のファッションだけどまったく異世界の話とか……。ポーランドの監督ヴァレリアン・ボロズウィックの作品が好きなんです。衣装や映像は可愛いけど物語は狂気的。ちょっと変な映画、携わってみたいです。
 
Q.今注目している人は？
A.Lily miel taieb（@ilymieltaieb）、Olive Parker（@olive__parker）、Allison（@possibally）
撮影を一緒にしたモデルです。ただ可愛いっていう子よりも、モデル以外の才能があったり、自分をしっかり持っていて想像が膨らむ子が好き。
 

Works Archives

イギリスの『Lula Magazine』でHoly Communionをテーマにしたストーリー。
 

Petiteとの写真。「他人の目を気にすることなく自分のスタイルを貫いているところを尊敬しています」
 

『commons & sense』。ロシアにて撮影した思い出の作品。
 

ロンドンのディーラーの家でのバイイングの様子。
 

買いつけたドレス達。
 
 

NAO KOYABU

小藪奈央・15年にわたり、ロンドンでスタイリスト、コーディネーターとして活躍し、2年半前に帰国。現在東京を拠点に雑誌や広告のほか、アーティストのスタイリングを手がける。ヴィンテージショップ「curios」のオーナーでありバイヤー。
 
 
Interview_Sonoko Fujii