【真野恵里菜のここだけの話】夫とのバルセロナ旅行で触れた人の優しさ
先日、夫のオフが3日あったので(これはとてつもなく貴重!)プチ旅行でバルセロナへ行ってきました。
私たちが住むア・コルーニャからバルセロナへは飛行機で1時間半ほど。スペインの首都マドリードも見所がたくさんあるのですが、バルセロナもたくさんの観光スポットがあるので多くの観光客で街は賑わっています。
今回の目的は美味しいご飯と、2人ともまだ中に入ったことがなかったサグラダファミリアに入ることでした。
バルセロナには何度か訪れたことがあってサグラダファミリアの目の前まで行ったことはあるけど、今までは買い物や友人との食事などの予定があったので入る時間が取れず、今回やっと、やっと!入ることができました!
外観は大きなクレーンが立っていてまだまだ建設中だけど、中はもうほぼ出来上がっていて、夕日が差し込むステンドグラスがとても煌びやかで、すっかり魅了されちゃいました。完成されたらまた絶対に訪れたいと強く思いました。
そして今回のバルセロナ旅行ではたくさんの日本人を見かけました。どうやら卒業旅行のシーズンだったようで、街を歩いていると声をかけてくれた卒業旅行中の女のコたち。
スペインでのこういう場面は基本、夫へ向けてなので私はとっさに1歩下がるのですが、なんと私も写真をお願いされまして、「え?!私もですか?」と嬉しい反面、照れちゃいました(笑)。
事務所から「街中での写真やサインのお願いは、他の方々にご迷惑をおかけする可能性があるので、お断りするように」、と以前から言われているので、今までは基本お断りしていたのですが…。スペインに来てからは私の中での新たな考えが生まれまして。日本から遠く離れたこの場所で出会うのは何かの縁だ!と感じるし、ここでお断りするのはやっぱり心苦しいし、こんな私とのたった1枚の写真が、この方のスペイン旅行での思い出の一コマになってくれたら私は幸せだなぁ。と思うので、何か特別な事情があったり急いでいたりする時以外は、写真を撮ることをこっそり承諾しています。
事務所にこのことは伝えていないのでこのコラムでバレてしまいますね。怒られるのは私だから、うん、大丈夫!(笑)と思っていたら、一緒に写真を撮った女のコからインスタグラムのDMにお礼のメッセージが届きました。
「あ!これはあの時の!」ってそのコたちの顔が浮かんで、すごく嬉しくなりました。その場でもお礼を伝えてくれたけど、さらにこういう優しさに触れるとあの時のことが良い思い出になるし、私も人に対してもっと優しさを持とうって気付かされます。今回は旅先でのほっこりエピソードでした。