卒業式、謝恩会や入学式など子供の行事が目白押しの春。主役は子供だけれど、親だって新しい出会いの場にふさわしい印象の良い恰好が必須。子供からも親からも一目置かれる素敵なママ見えメークの正解を紹介します！

パサつきは生活感になるから、ツヤを仕込んでハツラツとした素敵なママ見え！

Step1：【ツヤ下地とクリーム】の混ぜ塗りでしっとり肌

① パール系の下地と保湿クリームを1:1の割合で混ぜて、潤いによる「本物のツヤ」を作ります。ファンデーションの下に仕込むことでツヤが内側から透けます。SPF28・PA+++。エクセル グロウルミナイザー UV GL02 ￥1,700（常盤薬品工業 サナお客様相談室）

② 手のひら全体でプレスするように下地とクリームを混ぜたものをなじませ保湿。この時点ではツヤツヤすぎるくらいで大丈夫。

Step2：【ファンデは筆づけ】でお直しいらずのベース完成

① まず手の甲にファンデーションを出し、ブラシの先に液をちょんと。頰の中心から外側に向かって塗ります。色番は肌にジャストなものを。カバー力が高く、上品なセミマット仕上げ。ディオールスキンフォーエヴァー アンダーカバー7色各￥5,500（パルファン・クリスチャン・ディオール）

② 顔全体を塗ったら、ブラシに残ったものをそのまま首に伸ばします。顔と首の質感や色を統一することで、顔と首の境を目立たなくし、薄化粧に見せられます。

Step3：【しっとりアイシャドウ】で目元まで乾かない

① 指先にアイグロウ ジェムを取り、上まぶたの目のキワ・目頭側を起点にして、目頭→目尻、キワ→眉方向へ指を動かしぼかしこみます。洗練された陰影と濡れたような輝きを同時に。アイグロウ ジェム GY080 ￥2,700（コスメデコルテ）

② 下まぶたは、目尻が濃く幅広く、目頭が薄く細くなるように塗って。上下のシャドウが繋がると目が小さく見えるので、目頭・目尻は避けて。

Step4：下のラインをつくることでスーツに合う【キリッと眉】に！

① パウダーで、眉全体のアウトラインを描きます。上の2色を混ぜて、自分の眉に合わせた色を作って。立体感とふんわり毛並みを演出。ヴィセリシェ アイブロウパウダー BR-1¥1,100（編集部調べ）（コーセー）

② ペンシルで毛の足りない部分を埋めます。その後、眉下にスーッと1本ラインを引きます。眉の下のエッジがシャープになると洗練され、きちんと感が出ます。繊細なタッチでスルスルと描けて、落ちにくい。ペンシル アイブロウBR302¥3,500（コスメデコルテ）

Step5：【リフトアップ塗り】でお疲れ感一掃！

瞳の下からこめかみ方向に、引き上げるように塗ります。顔の余白が消え、頰はふっくら＆横顔は引き締まって見えます。老けるため、目尻からは入れないで。肌になじみつつ、効果的に立体感と血色をプラス。ピュア カラー ブラッシュ10 ￥5,500（SUQQU）

あとはスーツに合わせてリップを塗れば完成

きちんと感＆キリッとした表情の入卒式メークが完成。あとはスーツの色に合わせてリップを塗れば完璧。

2020年『美ST』4月号掲載 撮影／中島 洸〈まきうらオフィス〉（人物）、大槻誠一（静物）　ヘア・メー ク／陶山恵実〈ROI〉　スタイリスト／福田栄華　取材／吉田瑞穂　取材アシスタント／稲垣綾香　編集／佐久間朋子