映画『シグナル100』小関裕太インタビュー❤︎ 戦慄の飛び降りは、今も「夢に出てきそう!」

自殺催眠をかけられた高校生36人のデスゲームを描いた映画『シグナル100』(主演・橋本環奈 監督・竹葉リサ)が1月24日に公開。「スマホを使う」「泣く」など、全部で100種類ある催眠発動(自殺)シグナルにより、次々とクラスメイトが自殺に追い込まれる狂気の教室で、榊蒼汰役を演じた小関裕太さんに見どころを聞きました!

 

 

――人気漫画が原作ですが、読まれていましたか?

 

もちろん! もともと、スリリングで精神的に訴えかけられるような作品が大好きなので、原作も読んでいました。漫画だけでなく、山田悠介さんの小説や映画「ソウ」など、こういうジャンルが全般的に好きで。抗おうにも抗えないという環境下で、理不尽さを感じながらも生き延びるしかないというシチュエーションにそそられるんです(笑)。

 

――〝自殺催眠〟という設定はどう思いましたか?

 

今この瞬間に映画と同じようなシグナルを抱えていたら、内容を知っていたとしても、すぐに死んじゃうと思う(笑)。

 

 

――映画では、クラスメイトが当たり前のように自殺していきますよね。

 

撮影中に、カメラマンさんが窓をガラッと開けて、当たり前のように外へ飛び降りたことがあって。僕からは、窓の外の足場が見えていなくて、あのときは、本当に(自殺)シグナルが発動したんじゃないかと、鳥肌が立ちました。和やかに撮影していたのにって……。撮影現場でも、映画を観ても、クラスメイトがどんどん飛び降りていくシーンは冷やっとしましたね。頭に焼き付いちゃって、夢に出てきそうな感じです。

 

――いちばんお気に入りのシーンは?

 

後半に、カップルが死ぬシーンです。死さえも美しく描きたいという監督のこだわりを感じられる場面だと思いますし、美しく死んでいくクラスメイトを見て、悲しいけど、あれ? 人が死ぬことに慣れてきちゃったんじゃないかと思ったり、カップルの死に直面して、隣にいる樫村怜奈(橋本環奈)への思いが強まったり。榊のいろいろな思いが凝縮された瞬間だと思うので、注目してほしいです。

 

 

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映画「シグナル100」(配給:東映 原作:『シグナル100』宮月新・近藤しぐれ 白泉社刊)は1月24日全国公開。

 

小関裕太(こせき・ゆうた)
1995年6月8日生まれ。東京都出身。1月8日スタートのドラマ「来世ではちゃんとします」(テレビ東京系)に出演。7月にはミュージカル『四月は君の嘘』が控える。

公式Twitter:@yutakoseki

 

Photo_Maki Hagiwara