小顔になれる!小田切ヒロさん伝授!メークの前の【小顔スキンケア】完全プロセス

メークの仕上がりを決めるのは、メークテクだけと思っていませんか?小顔の名士・小田切ヒロさんのメーク前のスキンケアに秘訣があることを発見!ファンデの前段階の前に欠かさない儀式を余さず教えていただきました。

ドライヤーで小顔に!無駄なテクは一切ナシ。本気で小顔を目指す小田切メソッドに驚き

朝起きた瞬間から、メーク終了までの全工程を計算し、圧倒的な知識とテクニックを結集して結果を出す小田切さんの小顔メソッド。一日中形状記憶され、自分の顔の造形が変わったのかと錯覚するほど。「美魔女になって約1年、こんなに変わったと思ったのは初めて。撮影時は誰よりも早く自分で〝綺麗!〟と言ってしまいました」体験したのは・・・梅本理恵さん・48歳 主婦/TEAM美魔女

うるおった顔の縁取りをブロー。〝乾〟と〝湿〟の差でぐっと持ち上げます

温度や湿度を上手にコントロールするだけでも小顔効果がアップ。例えば、マッサージなどで代謝がよくなると、肌表面の温度があがり肌自体は緩みます。また、ウェットな状態のまま放置しても顔は肥大化。もちろん顔を直接乾かしたり、冷やしたりするのはNG。頭皮、フェイスラインや首肩を、揉んだり、冷やしたり、乾かしたりすることでも顔はぐっと引き上がります。上手に温冷、乾湿をコントロールする技をマスターしましょう。

ヘアサロン、外資系化粧品会社を経て藤原美智子氏に師事後、独立。メークテクはもちろん、美容家を凌駕するほどの美容知識を誇る。中でも独自の小顔メソッドは秀逸。

教えてくれたのは……ヘア・メークアップアーティスト 小田切ヒロさん

Step1:オイル+化粧水でしっかり肌にうるおいを補給

洗顔などで不要なものをすべて取り去るのが大前提。すっからかんになった肌にはまずオイルを、その後、化粧水のコットンパックでしっかりうるおいを届けて。必要ならクリームを。

左、「敏感肌ブランドのエイジングライン。水光感にベスト。香りにも高揚」。オサジ カイ リベレーショントナー 120㎖¥3,800(日東電化工業)右、「香りと重めのテクスチャーが◎」。ARGITAL ブライトニング ローズ フェイスオイル 50㎖ ¥4,300(コスメキッチン)

オイルを馴染ませて

化粧水の浸透を高めるブースター代わりにこっくり系のオイルを。手のひら全体で温めながらパックするように押し込んで。

化粧水をコットンパック

エイジングラインの化粧水をコットンパック。大きめのコットン数枚を割いて全顔に置いて数分待てば水光感のある肌に。

しっかり押し込む

肌に残った化粧水はハンドプレスで馴染ませて。メーク前の肌はさらっとさせたいから、美容液やクリームは省略しても。

「ストレッチ効果があり伸ばしやすいから、2~3枚で全顔に隙間なく使えます」。100%天然コットン使用。独自の多層構造でふんわりなめらか。大きなコットン100 100枚入り ¥420(DHC)

Step2:フェイスラインに冷風1周!キュッと引き締まる

揉んだり圧をかけたりしなくても、湿度や温度をコントロールするだけで、肌が引き締まってリフトアップ効果が。ドライヤーを使えばストレスをかけずに、簡単に湿度や温度を変えられます。

スキンケア後にドライヤーでフェイスラインをぐるりと1周乾かして。ここを冷風でドライにするとリフトアップ。温風だと毛穴開きに。頭皮に当てても効果的です。顔を直接乾かさないよう注意。

「スカルプモード」で。水分発生量が従来の18倍に。髪への浸透を高めた高浸透ナノイー。ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0B-RP¥30,000〈編集部調べ〉(パナソニック)

2020年『美ST』1月号掲載 撮影/向山裕信(vale.)〈人物〉、五十嵐洋〈静物〉 ヘア・メーク/小田切ヒロ(LA DONNA) スタイリスト/菊地ゆか 取材/大山真理子 編集/長谷川 智

美ST