弾丸旅もOK!台湾のラグジュアリー温泉リゾート〜前半〜
仕事柄の不規則なライフスタイル、なかなか夏休みも取れないまま、すでに11月に突入…
心と体のデトックスのため、癒しと活力を求めて一路、弾丸で台湾旅へ。
20数年前に初めて友人と訪れて以来、美味しい食事と人のあたたかさ、どこか素朴でノスタルジックな雰囲気にすっかりハマり…かれこれ通算30回近く通いつめるほど、昔から大好きな街です。
ようやく日本も寒く、本格的な晩秋シーズンに突入のため、今回は待望の温泉リゾートを求めて、また台北にやってきました! LCCが羽田-台北に就航してから、格安チケットがより気軽に買えるようになり、私の弾丸旅の勢い(海外逃亡癖?!)も増しています。 近年はその気になれば、日帰り台北旅行さえも可能になりましたが (…ただし体力に自信がない40代にはお勧めしません) 今回は1泊の台湾旅で、弾丸ステイのMy定番・Peachさんにお世話になりました。 11月頭の早朝4:30、羽田空港チェックインカウンター、今日のフライトも満席です! ここ数年は台北便の人気が加速しすぎて、格安チケットが取りづらいのが悩み… 羽田-台北便の便数、もっと増やしてください!!と心から願ってやみません(笑) LCCの鉄則で、無料の機内持ち込み手荷物は、総重量7kgまでを厳守。 7kgを少しでもオーバーすると、カウンターで超過料金を支払うことになります。 基本的に少し大きめの手荷物は図られることが多いので、トータルの重さには要注意です。 さて到着の朝、私は台北に着いたら、まず瑞々しい新鮮なフルーツが食べたくなります。 とにかく日本に比べると、季節のフレッシュフルーツが抜群に安くて美味しいのです! 桃園空港から台北駅に向かうMRT(台北捷運/エアポート線)の車内で お店のFacebookをチェックすると、毎年4月下旬〜10月下旬までの期間限定で営業の あの超人気のスイーツ店が、今年は11/5まで営業してるではないですか!!(ダメ元で調べてみるものですね) ここで台北好き・マンゴー好きの方ならすぐにピンと来たはず…! 台北駅から急いで向かったのは、素朴な情緒あふれる雙連街近くの、フレッシュマンゴーかき氷で日本観光客にも超人気の『 冰讃(ピンザン)』 人気No.1のマンゴーかき氷(芒果雪花冰/マンゴーシュエホワビン)は 粉雪のようにキメの細かいスッキリしたミルク味のかき氷に、フレッシュで香り高いマンゴー(芒果)がたっぷりと乗り、マンゴーと練乳の甘さと酸味が絶妙な味わい。 こちらのお店ででは冷凍物は一切使わず、新鮮な旬のマンゴーが入る時期しか営業しないポリシー。 毎年10月下旬には閉店し、翌年の初夏までクローズなので、まさか11月頭でこの味にありつけるとは…!! 台北中に美味しいマンゴーかき氷は沢山あるけれど、甘過ぎないさっぱりしたミルク感と、マンゴーの芳醇な甘さと酸味と水分のバランス感は、こちらのお店が一番好み。 あーー、心も体も潤っていくような、瑞々しくて優しい美味しさです。 実はこの店は小豆の練乳かき氷(紅豆牛奶雪花冰)も絶品なんです! 台湾最南端の屏東産の厳選された小豆を、優しい甘さで丁寧に煮込んでおり、 しっかりとした小豆の風味や食感は、日本よりも美味しい!という感想も多く、 我が家の場合、マンゴーがあまり好きでない主人は、いつも小豆練乳かき氷をオーダー。 冰讃でフルーツならマンゴーの一択ですが、もしお連れの方がマンゴー好きでない場合は、 豆系のメニューから、ぜひ小豆の練乳かき氷(紅豆牛奶雪花冰)をおすすめします。 何件かお気に入りを回り、お腹も満たされて、いざ絶景の温泉リゾートへ! 台北から温泉地って…そんなに近いの?!とよく聞かれるのですが 北に位置する北投(ベイトウ)温泉であれば、台北中心部からわずか30分ほどの好アクセス。 南に位置する烏來(ウーライ)温泉であれば、台北中心部から1時間ほどで到着します。 どちらも素晴らしい泉質なのと、日帰り入浴でも気軽に行ける温泉施設が多くて 都心部からそんなに遠くない北と南に、これだけハイレベルな温泉がある地元のかたが、本当に羨ましいです。 今回は1泊での滞在なので、北投より遠い烏來温泉のリゾートホテルを目指します。 台北中心部からMRTでわずか20分ほどで、MRT松山新店線の終点、ベットタウンでもある新店駅へ。 改札を降りて左側のバス乗り場に向かうと、ホテルの送迎バス(予約制)がお出迎えです! 休日だったので、日帰りの利用客と宿泊ゲストで、ほぼ満員の送迎バスの車内。 バスで登ること10分ほどで景色は山の雰囲気に変わり、30分弱でお目当てのホテルへ到着。 Volando URAI SPRING SPA & RESORT (ヴォランド ウーライ スプリン & スパ リゾート) こちらのホテル、まだ台湾には2件しかないフランスの世界的な権威を誇る『ルレ・エ・シャトー』に2013年に認定された、ラグジュアリーで落ち着いた大人の温泉リゾートです。(宿泊は8歳以上/大浴場は12歳以上) 6年ほど前に宿泊しましたが、現在は日本人の副支配人がいらしたり 以前の滞在よりも、さらにサービス面がブラッシュアップされていると感じました。 ホテルは烏來温泉の源泉である、南勢渓のエメラルドグリーンの川面と、美しい緑が眺められるような低層の作り。 前回は4階のグランドルームに泊まりましたが、ホテルステイが目的の今回は、テラスの付いた1階のレイクスイートに宿泊。 以前の滞在があまりに快適で素晴らしかったので、いつか高齢の親も連れて行きたいなと思い、 今回改めてレストランや大浴場への導線や、テラスに出られる1階のお部屋の様子を見てみたかったのです。横長にレイアウトされた居室に沿って、10m以上ある広いテラスと植栽が美しいお部屋は、テラスに出ると!! 折り重なるような緑のグラデーション、吸い込まれそうに美しい、満々と水をたたえた湖のような翡翠色の川… 息をのむような絶景のパノラマが一面に広がり、もはや台北中心部から1時間弱の場所とは思えない、まさに別天地です!
こちらはバリ島/ウブドのリゾートヴィラにも似ている雰囲気ですが、エメラルド色の大きな水面が、更なる癒し効果を与えてくれる気がします。 緑の匂いと静寂のなか、僅かに聞こえる水の音に、移動で疲れた体もゆるりとリラックス… 到着のタイミングで部屋のリビングスペースには、食べ頃のウェルカムフルーツだけでなく、 ハイティー的なスナックに中国茶のセッティングと、スパークリングワインの素敵なおもてなしまで! ちょうど小腹が空いていた時間だったので、この甘辛の組み合わせがなんとも嬉しくて… 冷蔵庫(フリードリンク!)で冷えていたスパークリングウォーターと一緒に、素敵なテラスで美味しくいただきました! そして奥にはロマンティックな天蓋付きのベッドが、非日常感をさらに高めてくれます。 天蓋って外からの光がふんわり優しくて、繭に包まれているような感じがとても癒されます。 もちろん寝心地は極上!ベッドからの美しいテラスの眺めも最高です!! そして奥のパウダールームに少しだけ見えているトイレも、ウォシュレット付きで快適…やっぱりあると安心ですよね(笑) 早朝出発の疲れから、いつのまにか眠りへと落ちてしまい 気がついたらすっかりディナーの時間に… 人里離れたホテルと思いきや、ほぼ隣にコンビニ(7-11)があるのが、実はとても便利ですが やはり至近距離にカフェやレストランが多い場所ではないので、 基本的に宿泊ゲストは、朝食と夕食のハーブボード付きというのが、食事の心配もなく助かります。 (特に高齢の親を連れての旅だと、多少の移動でもお店の行き来がキツそうな時があるので…) レストランは客室からほぼ段差もなく向えました。夜のホテルは川側からライトアップされ、ますます幻想的な佇まいに… 夕食はイタリアンかフレンチから選びますが、全く脂っぽさはなく、地元の新鮮な食材をバランス良く取り入れた、ヘルシーなお料理をいただけます。 さらに22時-24時の間で、夜食にはスープと小菜のプレートがお部屋に届くなど、お籠もりリゾート派や夜更かし派にも、これは嬉しいサービスです! 翌朝〜スパの内容は後半につづきます。。