FIAT500Cで北海道絶景ドライブ!注目の「メムアースホテル」へ
HERS12月号の特集は「新しい旅のかたち」。
とかち帯広空港に降り立ち、『ルパンⅢ世』のクルマ、FIAT500Cに乗って太平洋へ向かう。
澄んだ空に真っ白な雲、遠くに見える山脈と地平線……。いたるところにビューポイントがある気持ちのいいドライブ。
一面黄色に埋め尽くされたヒマワリ畑を眺めたのも初めて。
遠くまで広がる畑や牧草地を眺めて、北海道の広大さを実感しながら「メムアースホテル」に到着。
ここ「メムアースホテル」は、2018年11月開業、さらに今年4棟が新しくオープン。寒冷地での実験住宅をホテルの客室としているので、泊まる家によってそれぞれ違う体験ができます。詳しくは、HERS12月号の本編で。
広大なホテルの敷地には、かつてサラブレッドのトレーニングセンターだった面影があり、大自然の中で乗馬に挑戦も。優しい目をした馬たちは、人懐っこくて可愛い。
マウンテンバイクをレンタルしてホテルの敷地周辺を探索。
ホテルの前の道をひたすら走っていくと、その先には太平洋越しに襟裳岬を一望できる海。流れる雲と迫る波、そして水平線。
アクティブに活動したあと、日が落ちる頃にはホテルに戻り、今年8月にオープンしたトレーラーバーへ。いちばんのお勧めは「モヒート」です。
苦み、渋味があり香りが強く野性味のあるイエル・バブナ、レモンミント、ペパーミント、スペアミントなど5種類のミントがグラスいっぱいに詰め込まれています。
この「メムアースホテル」には外灯がありません。目が慣れてくると月明りでも読書が出来るほどの明るさ。
一夜明けて、絶景ドライブを再開。車を走らせているとアルプスの少女ハイジに出てきそうな牧場を見つけてパチリ。
目指した絶景ポイントは、昆布刈石展望台。
曲線のように見える水平線、南には日高山脈、東には釧路、海沿いを走る国道1038号線は根室へと続きます。
ドライブも終盤、十勝に来たならこの景色を絶対に見ないと!それは十勝牧場の白樺並木。
ドラマや映画で見たことがある風景を、自分の目で見るのは感動もの。
白樺並木から案内板を頼りに向かった十勝牧場展望台からは360°の風景が待っていました。木々の間からは十勝平野、はるか遠くまで広がる牧場には気が向くままに動く馬たちの姿も。こんな風景を見ていると、時間の流れを忘れてしまいます。
今回ドライブを一緒に楽しんだのは、イタリアのライフスタイルとデザインを象徴するフィアット・500C(チンクエチェントシー)。見た目はコンパクトですが、空間の使い方が上手なうえにオシャレなインテリアなので、飽きもこないし、窮屈さも感じません。
FIAT 500C(チンクエチェントシー)
車両本体価格:¥2,660,000~(消費税込)
ボディサイズ:全長3,570mm×全幅1,625mm×全高1,505mm
乗車定員:4名
総排気量:1,240cc
駆動方式:FF
ちなみに、FIATは11/18(月)~24(日)に開催される『世界イタリア料理週間』を協賛しています。期間中はイタリアの食文化を広めるため、「art of taste」と題して、食をテーマに写真展、講演会、コンサート、書籍の紹介など、さまざまなイベントが楽しめます。詳しくは→ https://www.iictokyo.com/cucina/ まで。
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Memu Earth Hotel メムアースホテル
北海道広尾郡大樹町芽武158-1
tel:01558-7-7777
全5室 全室バスタブ付き
町まとう家1名30,000~(1室2名、2食付き )
バーンハウス、インバーテッドハウス1名40,000~(1室2名、2食付き)
メーム、ホライズンハウス1名50,000~(1室2名、2食付き)など
http://memu.earthhotel.jp
●とかち帯広空港から車で約50分。
撮影/落合隆仁〈gran〉 取材・文/藤波とも子 構成/川原田朝雄