今話題の「アーモンド効果」とは?栄養価について医学博士が解説!
2019年7月に行われた「Mart新商品グランプリ」にて、加工食品部門にて見事1位を獲得した「クラッシュアーモンドすりごま」。一足先にお試しした読者の間でも「いつ店頭で買えますか?」と早くも中毒者が続出しています。栄養価も高いといわれることから、今やアーモンドに着目した商品も続々登場!今回はそんなアーモンドの栄養価について専門家に解説してもらいました。
栄養バランスにすぐれたアーモンド。今話題の「アーモンド効果」とは?
アーモンドは栄養バランスに優れているアンチエイジングの王様的存在です。白血球やリンパ球の働きをよくして免疫力を高めるほか、豊富に含まれるビタミンEが、過酸化脂質を分解し、活性酸素から体を守ります。
また、食物繊維も多く、コレステロールの吸収をブロックしてくれるので、肥満・メタボになる危険度を低下させることも判明しており、心臓疾患、肝臓病、感染症のリスクを下げる効果もあります。
小腹がすいたときや、脳が疲れたなと思ったら、まず糖分!ではなく、ナッツやアーモンドで補給することがおすすめ。手軽に摂れると最近話題のアーモンドミルクは、添加物に気をつけて選びましょう。
教えてくれたのは
白澤抗加齢医学研究所 所長 白澤卓二先生
医学博士。専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生物学など。著書、テレビ・ラジオ出演も多数。
Mart新商品グランプリ加工食品部門第1位のアーモンド加工食品はこちら
クラッシュアーモンドすりごま 50g¥200(真誠)
原料はごまとアーモンドのみ。すりごまの香ばしさとクラッシュアーモンドの食感が魅力です。和風・洋風・エスニック・スイーツなど、使い勝手も様々。
「すりごま、アーモンドともに粒の大きさや形状の違う数種類を、それぞれの香りと風味が楽しめるバランスで配合。シンプルな組み合わせですが、それぞれの特徴が打ち消されないような塩梅を見つけるのに苦労しました。例えば、食感を残すためにまず検討したのがアーモンドの形状で、見栄えを優先しスライスも検討しましたが、パリパリ食感はごま料理との相性がいまいち。結果、今のダイスタイプに至りました。種皮の有無や焙煎の度合いによって風味が異なってくるので、何通りもの組み合わせで実際の料理に合わせて何度も試食、改良を重ね、今のベストな配合にたどり着きました」(真誠 業務本部企画チーム 相京 毅さん)
もはや定番化!?アーモンドに着目した商品も続々
他にも、アーモンドを使用した食品が続々登場しています。
発酵のちから サクサクしょうゆ アーモンド
しょうゆもろみが配合されたフリーズドライしょうゆに栄養豊富なローストアーモンドを加えた、香ばしい具材入り調味料です。90g¥787(キッコーマンこころダイニング)
濃いアーモンドミルク 砂糖不使用
1本で約12.5粒のアーモンドを使用。砂糖不使用で自然な風味が楽しめます。125ml ¥138(筑波乳業)
黒ごまきなこ+アーモンド
黒ごま×アーモンドに、美肌効果が期待できるきなこをプラス。体にうれしい素材派のキャンディーです。70g¥173(日進製菓)
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撮影/山下忠之 フードコーディネート/上島亜紀 取材・文/丹下紋香 構成/タカノマイ(Mart編集部)
Mart2019年11月号
次の万能調味料!?ただいま「アーモンドすりごま」ブーム加速中!より
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