勢いが止まらない! 大人気グループ「THE RAMPAGE」が今の想いを熱く語る。【前半】
THE RAMPAGE、16人のダンス&ボーカルグループ。JJ編集部は、歩みを止めることなく、どんどん前へ進んでいく彼らを見てきました。
取材で会うたびに男らしくなっていて、表現の幅も広がって、カメラに向ける視線も強くなって。ライブでは、人を笑顔にさせて、ときめかせて、泣かせて。
グループ結成から5年、「16人」にしかできないパフォーマンスを未だ探している途中だけど、勢いを日に日に増して活躍の幅を広げていく彼らの「今」をインタビューしてきました。
「成長」という時期はもう過ぎた。ランペイジはこれからが本番!
吉野北人×浦川翔平×武知海青×陣
陣 THERAMPAGE結成時16名だと聞いたとき、みんなどう思ってましたか?
武知 自分のことで精一杯すぎて、これから先どうしていけばいいか分からなかったっていうのが本音でした。
浦川 僕は当時、他のメンバーへの敵対心が強かったかも。
吉野 メンバーが16人いるっていう驚きと、もしかしたら誰か脱落するかもしれないっていう不安が入り乱れていて。焦りや不安で、その先が見えなかった…。
陣 僕も先に活躍されていた先輩グループを見ていたから、当時はとにかく焦った。今でこそグループの人数がバラバラなのが当たり前なんですけどね。
浦川 でも逆に16人だからこそ、この迫力あるパフォーマンスが見せられるし、16人じゃなきゃ出せないものでもあることをライブで証明できるようになったと思いますね。
陣 うん! 前回のアリーナツアーでもサポートメンバーを付けないでパフォーマンスができたことは、ファンの皆さんからは新鮮に見えたはず。これは16人という数のメンバーがいるからこそ成し遂げられたものだったと思う。
吉野 僕たち16人はもう「成長」っていう段階は過ぎたと僕は思っています。それも次のステップにしていかないと、いつまで経っても変わらないと思うから。それと自分の中で、これからはもっと多くの人が歌えるような、覚えてもらいやすいキャッチーな曲を増やしていくのが目標になりました。
浦川 誰でも思わず口ずさんじゃうような聴きやすい曲を発信したいし、ライブを通してTHERAMPAGEを感じてほしいです!
武知 ライブはありのままのTHE RAMPAGEを感じてもらえる場所。1日目と2日目で同じパフォーマンスはできないから、リアルに僕たちの“今”を見てもらえると思います。自分たちからライブを取り上げてしまったら、THE RAMPAGEの核が抜けてしまうかもしれないくらい、大切なものです。
吉野 ライブはまさしくLove, Dream&Happinessを感じられる場所です。足を運べばどんなに辛いことがあっても忘れられるくらい楽しめるし、もっと頑張ろうって思える、と言ってくれる人がいることが僕たちも本当に幸せなことだって思っています。
浦川 ファンの皆さんにはいろんな形で応援してもらっていますが、その応援を恩返しする場所がライブですね。だからメンバー全員が奥の奥の席まで届くように意識しパフォーマンスしています。
陣 そうだね。ライブに始まり、ライブに終わるくらい僕らを見てほしいです!
吉野 チームでもそうだけど、自分たちが本当に何がしたいのか、何が向いているのかって自分にしか分からないことだから、そこに対してきちんと向き合うことが今後の課題ですね。
浦川 そう。どれかがダメでもどれかが大丈夫っていう前向きな気持ちで挑戦していくこと。そしてあまりストイックになりすぎないことも大事だと思います。
武知 「できるかも」って思ったときに迷わずやってみることが大事だと思いました! 小さい頃聞いた「チャンスの神様は前髪しかない」って言葉を最近思い出して。「あ、これ違う」って手を引くことも選択肢の一つで、諦めることでまた違う目標を見つけられるチャンスになることだってあると思うし。
陣 挑戦して失敗して、自分たちにとって必要なものを探しながら進んでいきたいです。挑戦しないことには成功もできないですからね!
「16人」でTHE RAMPAGE。迫力は絶対に負けません。
神谷健太×RIKU×与那嶺瑠唯×鈴木昂秀
鈴木 僕らもようやく結成5年が経ったけど、今のTHERAMPAGEについてみんなどう思ってる?
RIKU チーム感がより一層増してきたよね! 前に出て戦うメンバーもいれば支えるメンバーもいる。それぞれに役割があってそのバランスがちょうど取れているから、結果的にグループとして発信したときも強い!
鈴木 そうだね。グループの活動以外で、俳優に打ち込むメンバーがいたり、活動の幅が広がっていることを最近はより強く感じています。それがTHERAMPAGEを世界に通用するようなチームにまで引き上げてくれていることをすごくたくましく思いますね。
神谷 僕は、いろんなフェスに遊びに行くたびに、改めて自分たちが16人で良かったって感じます。圧倒的に迫力が違う。そこはすごい強みだと思います。
与那嶺 うん! パフォーマンスにおける勢いとか華やかさがTHERAMPAGEにしか出せない色でもあり、でもやっぱり(神谷)健太が言ったみたいに「16」っていう数字を聞いただけでもTHERAMPAGEを連想させるよう… サブリミナル効果じゃないけど、そういうのもあるし。あとは人数が多い分、助け合いとか不安要素を散らすことだってできる。これが僕たち16人の最大の武器でもあります!
RIKU でも逆に、16人だとなかなか全員揃って仕事以外でパッと集まれない。そもそも16人同じテーブルで食事できるご飯屋が少ない(笑)。
与那嶺 誕生日が近いメンバーの合同バースデーは毎回楽しみだけどね!
神谷 僕はそういう時みんなが盛り上がっているのを端っこで見るのが好き。
RIKU お酒が入ると泣いちゃう人もいるしね。ね? 昂秀?
鈴木 そうなんです〜(笑)。感情が溢れ出しちゃって、抑えられなくなる。
与那嶺 みんなでご飯食べていても、1時間もすると片やカラオケしてて、片や泣いてて、片や飲んでてって。そんな自由な雰囲気が好きだけどね(笑)。
神谷 昔はただの個性がぶつかり合うだけだったのに、僕らも大人になったよね。
与那嶺 本当だよ。あの頃はどっちかというと自分にもプライドがあるわけで、けど自分がカッコイイと思うのもみんながカッコイイと思うのも全然違うから、そこのベクトルを向けるところが違うなって思ってた。
RIKU 今ではまず「THERAMPAGEとしてどうなのか」っていうところをみんな一回考えるようになりました。
与那嶺 そう。でも一緒に時間を過ごしていくなかで、見るものが同じになったり、パフォーマンスについてとことん話合うときに、「これはいい」「これは良くない」っていうニュアンスが分かり合えるようになったことが、一番の成長というか収穫なんじゃないかな?
RIKU でも僕らの成長を見ていてくれるのはファンの皆さんであり、周りで支えてくれているスタッフさんであり…。
鈴木 ツアーをしたり、新曲を出したり、活動の幅を広げることで、良い意味で気を使いあえるようになりました。
RIKU 例えば、パフォーマーならできなかった技ができるようになりましたっていうのとか、ボーカルなら出なかった音が出るようになりましたとか、それも成長だと神思うけれど、そこばかりはやっぱり、見てくれて聞いてくれる方が決めることだよね。成長って物理的なことだけじゃないですから。
神谷 これから徐々に大きな会場でライブができるようにっていう目標はもちろんだけど、世の中に影響を与えられる唯一無二のグループでいたいと思います。
与那嶺 何か一大ムーブメントを起こしたいです!
RIKU 他グループとの兼任メンバーがいない僕らはグループとして成し遂げたいものを追求していけるって確信しています。
鈴木 僕は意外と人知れず挫けてることが多いんですが、とりあえず全員で進む気は十分ですから!
RIKU まぁ昂秀がよく泣いてることはみんな知ってるからね!(笑)
今回はJJ12月号に掲載した勢いが止まらない! 大人気グループ「THE RAMPAGE」のインタビュー【前半】をお伝えしました。後半もお楽しみに!
撮影/佐藤航嗣〈UM〉 スタイリスト/中瀬拓外 取材/坂本結香、角田枝里香 編集/森本理沙 撮影協力/AWABEES
※この掲載の情報はJJ12月号を再構成したものです。