近年働くママが増え、忙しいなかでも家事と両立して、いかに効率よくこなしたらいいのかを悩んでいる人も多いよう。今回は、そんな現代の働くママの実態や家事・収納に対する価値観とその変化に迫ります。
現代のママは子どもが小学校にあがるとパートに出る傾向に
現在、働いていますか?
① パート勤務(週2~3回)
② 専業主婦(※子ども関連含め、忙しい方が多い)
③ フルタイム他
子どもの習い事や学校の役員等で多忙な専業主婦も含めると、とにかく日々忙しく過ごしている人がたくさん!
働き始めたきっかけは?
① 子どもの手が離れたから
② 社会とのつながりを求めて
③ その他(仕事をやめていないなど)
小学校にあがって子どもの手が離れたからという人が半数。手が離れて、自分を見つめるきっかけになったという人も。
自分の時間はありますか?
① 日中忙しくてあえてつくらないとあまりない
② 計画的につくってある程度は確保している
③ 忙しすぎて基本的にない
自分の時間をつくりたくても、なかなかつくれない人が多い結果に。計画的に時間をつくる努力が必要なようです。
収納に求める価値観も変化!
働くママが増えたことにより、皆さんが収納に求めることも変化しているようです。
「かわいい」より「使いやすさ」を重視!
無駄な動きを省いて、ワンアクションで取り出すために、物を立てたり、個々に分ける収納アイテムに大注目。
家族の協力が欲しい
忙しいママにも優しい、家族みんなが使うことを意識した配置や収納で、家事をみんなで協力したい、という人が急増。
時短につながるグッズが欲しい
ゴチャつきを隠すより何があるのかを可視化して、管理しやすさに重点を置いたグッズ使いがポイントに。
「家事代行サービス」も急増!
予約殺到のカリスマ家政婦さんが多数在籍する「家事代行サービス」が急増しました。掃除、料理、収納、チャイルドケアなど、 1時間1500円から。経験豊富なタスカジさんと依頼者をつなぐマッチングサービスが人気です。
写真は、タスカジで活躍する人気の家政婦・akiさん。長年の主婦経験を生かした、料理のつくり置きや整理収納が得意。akiさんのプロフィールはこちら
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タスカジ登録者が59000人に!(2019年9月現在)
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自分が頼みたいジャンルを気軽にお願いできると人気。そんなタスカジさんには家事好き主婦や各種資格保有者も。
タスカジはこちら
https://taskaji.jp/
"片づけの資格"を取る主婦が急増!
整理収納アドバイザーの資格取得率がアップ!
2003年の設立から16年間で12万人を超える人が資格認定され数を伸ばしています。整理収納の知識がメリットに。
整理収納アドバイザーってどんなことを学ぶの?
・適量を知る
・動作動線を意識する
・使用頻度を考える
基本的な教えとして、これら3つの考えを含む整理収納スキル5つを主軸とした考え方で整理の方法、実践的な収納のコツを学びます。
「ライフオーガナイザー」とどこが違うの?
整理収納アドバイザーは日本、ライフオーガナイザーはアメリカ生まれのメソッド。どちらも整理収納の資格です。
仕事にするには何級が必要?
自分自身の整理収納には、認定講座かユーキャンで2級講座を。人に提案するには、さらに準1級、1級取得を。
資格はどう取るの?
1級の1次試験・2次試験に合格したら整理収納のプロとして認定され、それぞれのスタイルで活躍できます。
整理収納アドバイザー「つづく、暮らし」代表 takaさん(2018年資格取得)。「整理収納についてきちんと学ぼうと一大決心。2018年整理収納アドバイザー1級の資格を取得しました」
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撮影/上原浩作 取材・文/加藤文惠 構成/タカノマイ(Mart編集部)
Mart2019年11月号 特集 片づけるのは「気になる所」だけでいい!超忙しくてもきれいが続く「ノーリバウンド収納」 より
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【2019Mart白書】現代の働くママの家事や収納に対する価値観は? は
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