SNSの総フォロワー数は66万人越え!伊原葵ちゃんの素顔に迫る♡
可愛すぎるおしゃべりモンスター。その笑顔の裏には何がある?
1年前、JJのメーク企画への出演が色んな仕事のきっかけになったと語ってくれた葵ちゃん。あれから変わらず、ハッピーな笑顔とおしゃれなライフスタイルを発信し続けているけれど、フォロワー数の増加スピードは他に類を見ない速さ! 現在SNSの総フォロワー数は66万人越えという彼女の、今の心境とこれからの展望をじっくり聞いてみました。
街に「伊原 葵」の顔があるのが当たり前、なんて未来がいつか来るといいな。
―現在インスタのフォロワーが41.9万人いる葵ちゃん。この数字についてどう考えていますか?
本格的にインスタを始めたのは2年ほど前。1年ごとに10万人以上フォロワーが増えて、最近では2カ月で8万人増えたり同世代の方々がこんなにも自分のインスタを見てくれていることに本当に驚かされています。
とはいえ、40万人のフォロワー全員の顔が見えるわけじゃないから、そこまで実感がないのが本音です。でも明らかに街で声をかけられることが増えたり、コスメを買いに行くとBAさんに『葵さんの紹介していたコスメ、完売しちゃったんです!』って話を聞く機会が以前よりずっと多くなったので、そういうときにはたくさんの方が自分のことを知ってくれているんだなと感じられます。
―ファッションやライフスタイルをアップしているアカウントはSNSにたくさんありますが、こんなにもフォロワーが増えた理由は何だと思いますか?
正直、こんなに多くの方から投稿を見ていただいている理由は自分でも分からなくて。私の投稿以外でも、誰かのタグづけなどから私のアカウントへ辿り着いている人も多いと思います。意識していることと言えば、インスタ閲覧者が多い時間を気にしてアップする程度です。
フォロワーさんがよく言ってくれるのは、インスタの投稿から私への親近感が湧くっていうこと。それは周りの協力のおかげなのですが、投稿している写真のすべてが『他撮り』だからっていうのもあるのか? と思っています。他の人に撮ってもらう写真のほうが、背景なども含んだ世界観が伝わるので、自分で撮影する顔のアップの写真よりも、飽きられづらいと思います。
―ショップスタッフ時代を振り返って、今に活きていることって何ですか?
もともとはRODEO CROWNSが大好きでお客さんとして通っていたんですけど、お店の方から一緒に働かないかと声をかけてもらったことをきっかけに、この世界に入ることになりました。
ショップスタッフ時代から、私は本当に人に恵まれたからこそここまで来れたなって思っていて。毎日超多忙なのにもかかわらず、先輩後輩関係なくみんなが私に協力的で、時間を作って撮影をしてくれたり、投稿の相談を聞いてくれたりしていました。
周りのみんなが本気で向き合ってくれるからこそ、SNSに関しては特に中途半端な気持ちでやっちゃいけないなって思えるようになりましたね。周りがいないと何もできないってわかったこと、そして私のために頑張ってくれる人のためにも頑張りたいって思う気持ちが原動力になったことが、ショップスタッフ時代の財産です。
―今や大人気のYouTubeですが、始めたきっかけって何だったんですか?
フォロワーさんからYouTubeをやってほしいという要望をたくさんいただいていたものの、自分を発信する場とは少し違うと感じていたのが本当のところなんです。編集にもかなり時間がかかりそうだし、こだわりすぎてなかなか投稿ができないんじゃないかとか。
色々考えたけど、そんななかでも『私らしい投稿ができるように考えてみよう!』と挑戦してみたら、まあ楽しくて。インスタではライフスタイルを写真で見せていますが、YouTubeでは写真で見せられないこだわりの部分を存分に見せられると気づいたんです。この両方をやっているからこそ、発信できるスタイルがあるのかなと思っています。
―YouTubeの制作で苦戦することはありますか?
YouTubeには、インスタにはない“Good”“Bad”ボタンがあるから、最初のころはその評価をかなり気にしたり、コメントすべてを読んで、厳しいご意見をいただいたりするとかなり落ち込んでしまったり、一喜一憂していましたね。それでも、私なりの表現を崩したくなかったので、同ジャンルのメーク系のYouTubeチャンネルは一切見ないようにしていました。やりたいことも違うだろうし、見ないほうが私なりの発想で動画を作れるし、見てしまうと意識しなくても影響を受けてしまいそうで怖いなって思ってしまって。
試行錯誤しながら動画を制作していくうちに、フォロワーの方たちが私に求めていることは、『新しいトレンドの取り入れ方』だということがわかってきたんです。例えば、次のシーズンで注目されているリップカラーがテーマの動画を作るなら、『このトレンドは○○だからこうすればいい』というような紹介じゃなくて、『私は○○だからこのトレンドはこうやって取り入れたい』と解説するような感じ。
トレンドアイテムを私を介して説明することで、フォロワーさんたちは、自分に置き換えてイメージしやすいみたいです。
―ズバリ、叶えたい夢って何ですか?
今年、長年の夢の一つだった、スタイルブックを発売できたんです。製作スケジュールもすごくタイトだったのですが、手を抜かずに大満足な作品を作ることができました。ファッションとメークをメインに紹介しているのですが、インスタでも私服を紹介しているので、画像の使い回しはしたくなくて。紹介したコーディネートは全部撮り下ろしたんです。大きな段ボールを9箱用意して、コーデを組んだんですよ。
撮影も大変だったけど、一度にあんなにたくさんコーデを組んだこともなかったので、頭が混乱しちゃいました(笑)。でもこの製作も、スタッフの方たちにすごく支えられたので、大変だったけど楽しかったなー!
次に達成したい目標は、“インスタのフォロワー数50万人"。具体的な期間は決めていないけど、早く達成できるといいなと思っています。SNSで発表したりはしていませんが、フォロワー数の目標はいつも持っているんです。これは私の投稿を見てくれている人たちって、そこまで興味ないと思うので。
この目標は、一緒に頑張ってくれているマネージャーやスタッフの間だけで共有しています。目標は『難しいかな?』と感じたものこそ、周りに伝えています。自分以外の人に伝えてしまうと後に退けないですから! そうすることで、自分を追い込んでいるんです。宣言した目標を達成すると、協力してくれた人たちも達成感を味わってくれるので、そこで喜びを共有できることも新しい壁を乗り越える楽しみになっているんじゃないかな。
あともう一つの夢は、TVのCMに出演すること。今でも雑誌やウェブ広告に出させていただいていますが、もっと街中や家で、おじいちゃんやおばあちゃんにも頑張っている姿を見てもらえるから!
―「伊原 葵」のモットーって何ですか?
新しいことを始めるときに大切にしなきゃいけないことは“伊原 葵らしさ”なんじゃないかな。なので、私は自分がいいと思ったものを貫いていれば大丈夫。フォロワー数は気にしているけれど、フォロワーの人たちの好みに合わせることは、求められていないと感じるので。
見てくれている人にも、インスタを始めたころから、私がいいと思うファッションやライフスタイルを支持してもらってきたので、今さらそこを変えなくてもいいのかな。きっとファンの方たちも“ブレない伊原 葵”を信じてくれていて、そんな私にみんなついてきてくれるって思っています。
撮影こぼれ話
撮影当日は、残っていて、撮影のために持ったアイスがどんどん溶けてしまうというトラブル発生! そんな気温とも闘いながら、大きな特別仕様の2段アイスをペロッと完食してくれました。やっぱり〝伊原 葵×アイスクリーム〟はとっても可愛かった♡
撮影/峠 雄三 ヘア・メーク/小松胡桃〈ROI〉 取材/川端宏美 編集/森本理沙
※この掲載の情報はJJ12月号を再構成したものです。