橋本マナミさんが着ける、いい女を格上げする時計【ピアジェに合う】メーク・ファッション・香水
“本物”が似合う熟成肌になった40代。いい男が目にするところはその女性がどんな時計を着けているか。LEON編集長石井洋さんが愛したいのは「トロフィパートナーになり得る媚びない女性」。それを体現する時計ピアジェとファッションを紐解きます。
この時計が一つあれば、カクテルタイムは誰にも負けないドレスアップ
1973年に誕生したグラマラスなアイコンを再解釈。26ミリのホワイトゴールドケースは、手首に馴染むよう湾曲させた2つのラグに引き立てられフェミニンな印象に。ラウンドカットダイヤモンドがセットされたベゼルは女性らしい繊細なカーブを引き立てます。シルバーのローマ数字があしらわれた文字盤は、メッシュ織りのミラネーゼブレスレットと組み合わされクラシックさにモダンさをプラス。ライムライト・ガラウォッチ¥3,125,000(ピアジェ/ピアジェ コンタクトセンター)
なぜその時計をしているのか、想像力を掻き立てるのか時計の醍醐味
「僕が女性の手元を見るときに、気になるのはやっぱりブランド。なぜ、そのブランドを選んだのかなぁと考えさせるのが時計なんですよね。言い換えると時計選びってだからこそ慎重に選んでほしい。ともすれば、時計はその人のアイデンティティーを表現してしまう。例えば、ピアジェのライムライト・ガラを身に着けている女性に出会ったら『上質なジュエリーを知ってる人かな。だからピアジェの時計を選んだのかな』なんてことを男は勝手に分析します(笑)。時計は喋らないのに、身に着けている人の持つ美意識や知性について情報を与えてくれる。時計を購入するときは、外見ばかりでなく、ブランドの歴史などを振り返るのも面白いかもしれません。自分が欲しい時計が90年前から同じ形状だった! なんてロマンがあって素敵ですよ」
Fashion/磨き上げた肌を最上級に美しく魅せる黒のパンツスタイルでパーティへ
「福留さんと一緒で僕も素敵だなぁと思うのはサラリとジャケットを着こなすヴィクトリア・ベッカム。タキシードのようなマニッシュスーツに、小物使いで女らしさをトッピングするバランス感覚が今っぽい」
ダイヤモンドは全体で約0.93ct。ミラネーゼブレスレットがワンランク上の女を演出します。またシンプルなシャツにコーデすれば、バカンス仕様のラグジュアリーカジュアルに。
「POSSESSIONバングルやリングをレイヤードすると、統一感が生まれこなれた印象。どんな時でも手元が華やかなイタリアンマダムのようにジュエリーは『慣れる』が大切」
「最近、きちんとハイヒールを履ける女性が少なくなって残念。ヒールが細いビジューシューズを当たり前のように履きこなすためには、美脚トレーニングもマスト」ネイルズ インク ネイル メイクアップ ハーレーガーンズ¥2,800(NAILS INK/TAT Inc.)
Make Up/意思ある強い目とヌーディな唇。触れたくなるセミマット肌
石井さんがパーティに一緒に連れて行きたいと思わせる女性は、「センシュアルだけど強くて女性らしく、想像力を掻き立てる人」。満たされた自信ある女性像を思わせるメークは、年齢を重ねたからこそ演出できる、ミステリアスな深みのあるメーク。ツヤ感、ヌケ感で女としての〝スキ〟を作ります。肌は下地のあと、自然な仕上がりから、重ねることで高いカバー力まで自由自在に調整可能で、なめらかにフィットして透明で自然なツヤのある仕上がりに。ヌーディに仕込む唇はリップラインをしっかり仕込んでからボリュームアップ系リップでふっくらとしたヌケ感に。アイラインはブラウンで上下に引いて意志ある目元が完成。(右から)レソンシエル SPF20/PA+++ 02C 30ml ¥7,000(ゲラン)SHISEIDO マイクロライナーインク02 ¥3,500(クレ・ド・ポー ボーテ)リップアディクト 201 ¥6,000(CHARIS&Co.)
Hair/顔まわりを華やかにしてくれる後れ毛はアクセサリー代わり
「作り込みすぎないエアリーなアップは辛口なスーツスタイルに女らしさをプラスしてくれる。顔まわりのほどよい後れ毛はそれだけで色っぽい。ナチュラルに乱れた感じが理想かな。もちろん、ロングのダウンスタイルはテッパンですが(笑)」
Perfume/2種類のバラの香りを贅沢に使った女性らしい香り
グラース産センティフォリアローズとブルガリア産ダマセナローズの高貴な香り。「クルジャンの香りは、思わず振り返ってしまうような余韻を感じさせる芳醇な香り」。メゾン フランシス クルジャン ア ラ ローズ オードパルファム35ml(限定)¥17,200(ブルーベル・ジャパン)
2019年『美ST』8月号掲載 撮影/資人導〈Vale.〉(人物)、五十嵐洋(静物) モデル/橋本マナミ ヘア・メーク/小田切ヒロ(LA DONNA) スタイリスト/菊地ゆか 取材/中郷裕美、兵藤美香