年の差って大変なの?経験者が語る年の差婚のメリットデメリット6つ

芸能人でも増えている年の差婚。最近の芸能人カップルでも10歳差と聞いて驚くこともないですが、実際問題「年の差婚ってどうなの?」と疑問に思たことはありませんか?

そこで今回は、年の差婚をしたアラサー女性に経験者としてのメリット・デメリットを教えてもらいました。

■年の差婚のメリット

1.喧嘩にならない

「結婚して数年経つと勃発すると言われている夫婦喧嘩が一切ありません。彼が10歳年上で包容力があるので飲み込んでくれたり、私も甘えて譲ったり……。年が離れている分、ムキになることが少ないですね」(28歳・エステティシャン)

毎日一緒に過ごしていると何かしらの不満が出てくるものですが、年が離れる分、お互い譲り合いの心が持てるといいます。夫婦は平和が一番でしょうから、喧嘩がない良好な関係は最大のメリットともいえそうです。

2.会話も新鮮で新しい発見が多い

「夫婦の会話が絶えないことがメリットです。世代の話はお互い無知なので、お互いの世代の流行りなど12歳離れていると新鮮なことばかりで興味津々」(29歳・PR業)

夫婦は会話がなくなることで関係性が冷めていくようで、離婚する夫婦の多くはほとんど会話がないのだとか。しかし、こちらの女性の話を聞くと、年の差があることでお互いの世代の旬の話を新鮮に聞くことができるため、いつも会話が絶えないようです。

3.経済的な余裕がある

「夫が40歳の時に結婚しました。彼は30代まで遊んでこなかった分、給料などはすべて貯金に回していたそうで、お互いの貯金を合わせると結構な額になります。年収は一般的ですが、心に余裕を持って生活できています」(30歳・秘書)

お金の余裕は心の余裕に繋がります。社会人の年数を重ねてある程度の役職に就き、独身生活が長い相手であれば貯金もそれなりにあるようです。経済的な余裕があるからこそマイホームの計画や子どもの計画をしっかり立てられたそうですよ。

■年の差婚のデメリット

1.将来への不安

「16歳の年の差婚をしました。私は現在30歳で子どもが生まれたばかりなのですが、夫は既に46歳。子どもが成人する頃には66歳になるので一般的にはおじいちゃん。将来の子どもの学費や夫の介護、自分の老後を考えると不安だらけです」(30歳・IT)

人は誰しも年を取っていくものですが、年の差がある分、悩みも増えるようです。しかし、この悩みは夫婦共通の悩みでもあるため夫婦で今のうちからしっかり話し合っておくことで、不安が軽減されるのではないでしょうか。

2.価値観が合わなくなる

「結婚前は『ずっとラブラブでいようね』と話していたのですが、いざ結婚をして3年も経つとラブラブ感ゼロ。デートに行きたいとテーマパークに誘っても体力がないらしく断られます。休みの日はほとんど家にいるので、同年代同士で結婚した友達がうらやましく思うときがあります」(33歳・美容関連)

デートに関しては体力の差や年齢の差、価値観の違いから、流行りの場所になかなか一緒にいけないという悩みもあるようです。こういう夫婦こそ、お互いが行きたい場所やしたい事を譲り合えたり、共通の趣味があると一緒に楽しめていいのでしょう。

3.親子や上司部下の関係に見られる

「18歳離れた医師と院内結婚をしました。外で一緒に食事をしていると、旦那がお店の人に『いい娘さんですね』と言われることがあり、気まずいです」(31歳・医療関係)

年の差で避けられないことといえば、見た目問題。夫婦ではなく親子や上司と部下の関係に間違えられることが多いようです。やはり年の差婚の宿命として見た目の問題はあるようです。

 

今回は年上の夫を持つ女性からの意見が多くあげられましたが、年の差婚において感じる悩みは共通することも多いようです。しかし、年の差があろうと幸せそうに暮らしている夫婦もたくさんいます。

どんな関係でもメリット・デメリットはありますが、年齢が離れている相手と付き合っている方は、今回の記事を参考に今後の人生プランを彼と一緒に立ててみてはいかがでしょうか?

 

(協力/筆者SNSフォロワー既婚アラサー女性15名)

文/岸川菜月 画像/Shutterstock( Monkey Business Images、Antonio Guillem、Syda Productions、Photographee.eu、fizkes、Dmitry Kalinovsky)