入試本番の近づく秋。受験生のお弁当は、栄養面はもちろん、集中力や記憶力アップにつながるメニューも気になるところ。でも、毎日そこまで意識してお弁当をつくるのは大変ですよね…。そんな方におすすめなのが、受験フードマイスター・安部さんが考えてくれた受験生向けの1週間のお弁当メニュー。ご自身もお子さんの受験に成功している安部さん考案のお弁当は、記憶力、集中力アップが期待できるうえに、明日からのメニュー悩みも解消してくれますよ！

教えてくれたのは

受験フードマイスター　安部加代子さん
野菜ソムリエやヘルスフードカウンセラーとしても活躍。長男の難関中学受験の合格をサポートし、次男の中学受験にも奮闘中です。「電子レンジ使いで調理を簡単にすることがポイント。魚メニューは、缶詰や刺身の切り身などを使えば手軽につくれます。時短のために、市販のめんつゆやドレッシングを活用して」

金曜日のお弁当メニューはこちら

金曜日のおかずは「甘酢鶏肉」「くるみとチーズ入りカボチャサラダ」「きゅうりの塩昆布漬」。脳の働きをアップする食材は「鉄」「カルシウム」です。

「甘酢鶏肉」のレシピ

【材料（2人分）】
・鶏むね肉…100g
・片栗粉…適量
・玉ねぎ…1/4個
・ピーマン…1/2個
・にんじん…1/4本
・A［ケチャップ…大さじ2、ポン酢…大さじ1.5、サラダ油…適量］

【つくり方】
①玉ねぎ、ピーマン、にんじんはひと口大に切って電子レンジ600Wで2分加熱。
②ビニール袋にひと口大に切った鶏むね肉を入れて片栗粉をまぶし、フライパンで焼く。
③フライパンのあいたスペースに、混ぜたAを入れて煮立たせ、①、②をあえる。

【つくるときのポイント】

トマトケチャップとポン酢を混ぜて煮詰めるだけで、手軽に酢豚味が完成です。

「くるみとチーズ入りカボチャサラダ」のレシピ

【材料（1人分）】
・カボチャ（ゆで）…100g
・ベビーチーズ…1個
・くるみ…5g
・マヨネーズ…お好みの量

【つくり方】
①ゆでたカボチャをマッシュする。マヨネーズ、角切りにしたベビーチーズを混ぜる。
②ラップなどで丸く成形し、刻んだくるみをのせる。

「きゅうりの塩昆布漬」

【材料（つくりやすい分量）】
・きゅうり…1本
・塩昆布…適量

【つくり方】
①乱切りにしたきゅうり、塩昆布をビニール袋に入れて揉み込む。

今回使ったお弁当箱はこちら

グーテン シリコンバックルランチ1段W17.1×D10.7×H6.5cm（左から）レッド、カーキ、イエロー、ベージュ530ml各¥2,000（サブヒロモリ）

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撮影／小林愛香　フードコーディネート／上島亜紀　文・編集／橋本嘉美（HEAVEN）　構成／タカノマイ（Mart編集部）

Mart2019年10月号
ラクして続く「お弁当革命！」Part3　脳の働きをアップ！「受かるお弁当」大研究　より

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