ライター塚本桃子さんの北海道・長沼町グランピングツアーレポート
日本各地をエアストリームで巡り、
その魅力を再発見するキャンプオンパレードのグランドツアー。
7月8月のグランドツアーの舞台は北海道・長沼町。
2組のVERYライターファミリーが体験してきたツアーの魅力を、
前半・後半に分けてレポートします!
前半は、普段からインドア派で
4歳の息子と最寄りの公園に行くのが精一杯という
ファッションライター塚本桃子さんの体験記。
2泊3日のツアーは新千歳空港にて、
旅の案内人「チューター」さんによるお出迎えでスタートします。
わずか30分ほど車で走ると、のどかな田園風景の中に
色とりどりの可愛いテントがお目見え。
テントと併設されているのが、
今回の宿となる「エアストリーム」。
エアストリームはテントとジョイントされており、
テント部分はゆったり読書やお茶ができるスペースに。
宿泊するエアストリームの中は
お湯が出るシャワーやトイレ、洗面台もついていて清潔。
備え付けのタオルもふかふか!
幼少期のキャンプの記憶から「アウトドアは水回りが……」と
不安に思っていた塚本もひと安心で、
また感動的だったのがベッド。
「家の布団より寝心地いいかも!?」とすら思える快適さだったそう。
オリジナルのロゴ入りアメニティや
サコッシュなどのグッズも完備。
4歳の息子くんは早速、
虫探しやボール遊びなど走りまわりまくり!
とにかく広く一面野原だから子どもを安心して遊ばせられます。
2日目の朝。
アウトドアの朝食が楽しみすぎて、
早朝まだみんなテント内で身支度しているうちから
1人テーブルでスタンバイする息子くん(笑)。
(ちなみに食器やカップはさりげなくアラビアのヴィンテージ!)
チューターさんが淹れてくれる珈琲や、
すぐ隣の養鶏場からとれたばかりの卵を使った
ふわっふわのパンケーキとベーコンエッグで腹ごしらえ。
新鮮素材×シンプルな調理法の組合せは贅沢の極み!
朝食後は、いよいよ子どものお楽しみアクティビティ、
「農家めぐり&野菜の収穫体験」と「牧場での乳しぼり体験」へ。
都会育ちの息子くんは、
見たこともない広大な野菜畑を目にして目がまん丸だったそう!
畑を歩きながら、
ブルーベリーの枝からつまみ食いしたりしつつ、
大根、トマト、きゅうり、えんどう豆、ピーマン、
ズッキーニ、なす、ブロッコリーなどを大量に収穫。
保育園で栽培しているというミニトマト以外、
どれもこれも初めて見て触れる収穫前の野菜の姿に
「ブロッコリーってこういう風にできるんだ!」とか
「大根って引っこ抜くのがたいへん!」など
新鮮な発見と学びの連続だったようです。
続いて訪れた「ハイジ牧場」では、
乳しぼり体験や哺乳体験、乗馬なども。
(牛や馬、うさぎ、烏骨鶏までいて
ちょっとした動物園感覚)
今月生まれたばかりという
真っ白な子ヤギの赤ちゃんが可愛い♪
帰って早速、収穫した野菜を
たっぷり使ったスープカレーでディナー。
(準備から後片づけまですべてスタッフの方がやってくれます♡)
大人がのんびり現地のワインを楽しむかたわら、
子どもはチューターさんに焚き火のやり方を教えてもらったり
その後は車の送迎で近くにある温泉へ。
ゆっくり温まって極上のベッドで就寝です。
そしてあっという間の最終日。
お土産屋さんに立ち寄り買い物を済ませたあとは、
岩見沢のワイナリー見学とぶどう畑でのピクニックへ。
ここは昨年公開された
大泉洋さん主演の映画「ぶどうのなみだ」のロケ地というだけあり、
素晴らしい景色!
ワイナリー特製の、ぶどうソフトクリームをおやつに。
ぶどう畑をしばらくお散歩し、
気持ちのいい木陰で、チューターさんが用意する
ピクニックセットを広げてランチ。
パンもチーズもチーズにかけたはちみつも生ハムもメロンも、
すべて現地の新鮮なものを使用する地産地消スタイルです。
ぶどう畑の雄大な景色を見ながら、
そして冷たい白ワインのグラスを傾けながらいただくサンドイッチは格別。
トンボやモンシロチョウを追いかける子どもを眺めつつ、そろそろ旅は終盤です。
グランドツアー利用者の多くが子連れとのことで、
子ども慣れした親切なスタッフの方々がサポートしてくれる、
安心で大充実の2泊3日。
環境やアクティビティがキッズフレンドリーな一方で、
羽毛布団のベッドや温かいシャワー、
セレクトにセンス光る食器やインテリア、アメニティetc…
大人が贅沢な気分でリラックスできる要素もしっかり押さえられたツアーは、
リピーターファミリーが多いのも納得。
家族で初体験となった子連れグランピング体験、
インドア派の塚本さんにも快適で
忘れられない夏の思い出になったようです!
次回は北海道・長沼町の後編。
VERYライターの有馬美穂さん一家が参加してくれます。