原田知世さん、「年齢」「若さ」にとらわれない、今を肯定してくれる服とは?
それなりの年齢を重ねた今、またオシャレが楽しいという人が増えています。
自分の顔、体に合うものも、流行も理解した上で、経験値をもった大人が選ぶ服。
そんな素敵な選択肢の数々がここにあります。
今回は表紙にも登場していただいた原田知世さんの「わたしの今を肯定してくれる服」を、HERS9月号本誌より一部抜粋してご紹介します。
■原田知世さん(51歳)
~今の自分が好き~
「50代になったら楽になった」という原田知世さん。
心も体もフリーになって、年齢や固定観念に縛られずに、自分の〝ときめき〟や直感に敏感になって服が選べる。
そんなファッションやライフスタイルが今楽しいと感じているそう。
<写真>「ある撮影でスタイリストさんが用意してくださった衣装で、すごく気になったのがhumoresque。これはもしや、と思って後日お店に行ってみたら、服もデザイナーの方もとても素敵で、すっかりファンになってしまいました。シンプルなデザインと最高に気持ちのいい風合い。カジュアル上手な50代女性にぴったりな希少なブランドだと思います。」
スウェットトレーナー¥48,000 スウェットワイドパンツ¥52,000(ともにhumoresque) メゾンマルジェラのスニーカー、重ねづけしたネックレス(すべて本人私物)
体もファッションも無理しない。受け入れて付き合っていく
「50代になると〝年齢〟とか〝若さ〟に執着しなくなるというか、『もういいかな』って、解放される(笑)
だって、当たり前だから。諦めるとか放置するのではなくて、受け入れて、ちゃんと付き合っていくんです。
服も色々なテイストを楽しむように変化してきました。自分のイメージや年齢などは意識せず、単純に自分がときめくものを着るように。
~中略~
ときめいたものを身につけると、その日一日が楽しく過ごせる。まわりにどう思われるかではなく、自分が素直に着たいという気持ちを大切にしたいと思っています。
誰のためでもなく、自分がウキウキできる、自分のための服。そんな服を探していきたいです。」
<写真>「このワンピースはTOROというヴィンテージショップのもの。好きなブランドもありますが、最近は一期一会なヴィンテージものがさらに好きになってきました。歩いて探さないと出合えないという醍醐味も魅力」ワンピース(私物)
~今着たいのはときめく気持ちに素直に従える服~
「ヨーロッパで、オシャレで可愛いおばあちゃんを見て、いくつになっても可愛いものを楽しむのって素敵だなって思いました。自分なりのバランスを取りながら、自分のときめきや直感を信じて服を選ぶことを大事にしています」
<写真>ヴィクトリアンレースブラウス¥24,000 スカート¥19,800(ともにTORO) イヤーカフ(知世さん私物)
はらだともよ
1983年に映画『時をかける少女』で主演デビュー。以降、数々の映画・ドラマに出演し、ドキュメンタリー番組などのナレーションも担当するなど幅広く活動中。またデビュー当時から歌手としてもコンスタントにアルバムを発表。NHKみんなのうた「コトバドリ」(つばさエンタテイメント)絶賛発売中。近年はNHK「半分、青い。」で母親役を演じ、「紙の月」「運命に、似た恋」で、おとなの女性を等身大に演じている。現在放送中の、NTV「あなたの番です」にも出演中。今秋、『L’heure Bleue』リリース・ツアー 2019と題してツアー決定。東広島芸術文化ホールくらら(10/25)、東大阪文化創造館(11/17)、Bunkamura オーチャードホール(11/19)。詳細はオフィシャルサイトまで(http://haradatomoyo.com/)
撮影/田中雅也<TRON> ヘア&メーク&スタイリング/藤川智美<Figue> プロップスタイリング/郡山雅代 取材・文/西澤未来<LVTN> 構成/永吉徳子
SHOP LIST
humoresque(ユーモレスク) 03-6427-2353
TORO(トロ) 03-6447-4147