芸術的なパフェ&感動的なデザートが味わえる、京都スイーツのお店
京都ならではの素材使いや品質のこだわりのあるパフェやかき氷、アイスバーが格別です。
暑い場所だけに、ひんやりスイーツへの工夫もさすがです。
今回は【芸術的なパフェが見逃せない】&【デセール(デザート)がコースで味わえる感動】を本誌より一部抜粋してご紹介します。
第1弾【スイーツの匠による真夏の涼しいスペシャリテ】はこちら
~芸術的なパフェが見逃せない~
■コンフィチュールを主役に時季の果物とともに楽しむ「北野ラボ」
「フルーツ パフェ」¥1,500
自家製のコンフィチュールと旬のフルーツ5~6種類をクリームシャンティやクッキーなどと組み合わせた彩鮮やかなパフェ。
初夏はオレンジ風味のクリスタルジュレや無農薬のバレンシアオレンジのコンフィチュールなど柑橘中心の爽やかな味わいに。
北野ラボ(キタノラボ)
京都市上京区御前通り一条ル馬喰町914
☎075-496-8777
営業時間/12:00~18:00(カフェ17:30L.O.)
定休日/月曜
HP/https://kitano-lab.com/
甘いだけでなくビタミンやミネラルが豊富な原種に近い果物を主原料としたコンフィチュール専門店。
酸味を残した状態で3日以内に加工し、煮詰めないため格別に風味豊か。
カフェではこれらを使ったスイーツやノンアルコールカクテルなどが楽しめる。
コンフィチュールは約50種類。ほうじ茶や抹茶、酒粕など和素材も。
■並んでも食べたい斬新・ダイナミックなパフェ「FUKUNAGA901」
「京の盆栽(抹茶)」¥1,300(税込)
本物の苔を敷いたトレーと清水焼の器で供される京都らしい演出のフォトジェニックなパフェ
抹茶のチュイルに抹茶アイス、抹茶ゼリー、抹茶カステラにバニラのエスプーマ、白玉、お麩のチョコレート、あんこなど中身も盛りだくさん。
FUKUNAGA901(フクナガ901)
京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路901 京都駅ビル内8F
☎075-342-0082
営業時間/10:00~20:00(19:30L.O.)
定休日/無休(年末年始を除く)
HP/http://www.fukunaga294.jp/
昨年6月に京都駅ビル8階にオープン。
洋食やデザートを気軽に楽しめるこちらの看板メニューはインパクトのあるパフェ。
例年行列ができる〝いちごやま〟をはじめ、旬のフルーツを山ほど盛り込んだ季節限定パフェや傾斜したグラスを用いた〝おじぎパフェ〟などユニークなパフェが大人気。
~デセールがコースで味わえる感動~
■趣向を凝らしたコース仕立てのデザートをワインとともに「Dessert&Wine 西洋茶屋 山本」
デザートコース(1時間~1時間半)¥2,000、ワインペアリング+¥1,800、ハーフサイズ+¥1,200、13:00~17:00限定のアラカルトとしてクレームブリュレも用意。デザートコースの3皿目に提供される季節のフルーツを使ったメインデザートで、2種類から選べる。
写真は葡萄のコンポート、ライチのアイスクリーム、紫蘇のグラニテ、大葉の砂糖がけ、ビスキュイ、ヨーグルトのムース、穂紫蘇。
ワインは紫蘇と相性のいいロワールのロゼをマリアージュ。
パティシエ:山本智弘さん
神戸のパティスリー「ラヴニュー」やパリの5ツ星ホテル、京都のフレンチレストラン「MOTOI」などを経て独立。
ソムリエの資格も有し、デザートごとにワインのペアリングも提案してくれる。
メニューは月替わりで、和の食材なども取り入れながら五味や温冷の起伏をつけ、最後まで過不足なく美味しく味わえるよう工夫を凝らしている。
Dessert&Wine 西洋茶屋 山本(デザート&ワイン セイヨウヂャヤ ヤマモト)
京都市下京区歓喜寺町19-1 七条澤井ビル1F
☎080-7744-0631
営業時間/13:00~17:00(16:00L.O.)、18:00~22:00(21:00L.O.)
定休日/水曜
HP/https://www.instagram.com/patissier.man/
次回は、【斬新な素材を使ったかき氷が登場】編をお送りします。
第1弾【スイーツの匠による真夏の涼しいスペシャリテ】はこちら
撮影/内藤貞保 MAP制作/地図屋もりそん 取材・文/秋山美英 取材協力/植田夏代 構成/川原田朝雄