毎日の夜ごはんに悩む人必見!ライフオーガナイザーの決めちゃう献立
日々の晩ごはんの献立。毎日のことだけに、ネタも尽きるしマンネリ化するし、買ったものをうまく使いきれず「どうしたらいいの…?」とお悩みの方も多いのでは?
そこで今回は、1週間を乗りきるための献立の立て方を、ライフオーガナイザー・川田なゆかさんに教えてもらいました。
ライフオーガナイザー・川田なゆかさんの「決めちゃう献立ルール」とは?
【1】週間の献立を決めちゃう
「マグネットシートに1週間分の献立を書き込んで冷蔵庫に貼っています。5週分のバリエを回して使います」(川田さん)
【2】決めているから家族に買い出しを頼める
家族分の必要な材料もきっちり書いてリスト化。
「お店で悩むことがないので、夫も手伝ってくれます」(川田さん)
自分がつくれるものを書き出して献立を立てます
「実は私、献立を立てるのが本当に苦手でした。そんなとき、ライフオーガナイザーの資格を取ってから、自分のキャパシティ(適正量)を知って考え方を整理することができるようになりました。それで解決できたことの一つが、この「1週間分決めちゃうルール」です。
まず、自分がつくれる献立、子どもや家族が好きな献立をすべて紙に書き出して、1週間にはめ込んでいく作業をしました。この方法で決めた5週分の献立パターンを毎週ランダムにローテーションさせるだけ。
買い物するものも1週間分書き出してあるので、週に一度夫が買い出しを担当してくれています。
また、子どもの習い事がある日は帰宅後にさっと食べられる子どもの好物にしたり、家族が皆揃って食べられる日は取り分けるようなものにしたり、家族の都合とも関連づけて組むのもポイントです」(川田さん)
川田さんの1週間の献立(一例)をご紹介
日曜日「サケと炒めもの」
サケは塩焼き。ピーマン、ちくわはきんぴらごぼうと同じ味つけ。基本調味料でできる味つけでラクチン。
月曜日「三色そぼろ丼とスープ」
鶏ひき肉は酒、砂糖、みりん、しょうゆに、しょうが少々で味つけ。子どもの習い事の日は丼でさっと準備。
火曜日「お好み焼きとチーズ」
大和いものすりおろしがたっぷり入ったお好み焼き。家族揃って晩ごはんの日は卓上調理のメニューに。
水曜日「いなり寿司と鶏ハムと味噌汁」
赤じそご飯を包んだ簡単いなりずし。そして鶏ハムは得意料理なので献立にエントリーした一品。
木曜日「グラタンとポテトサラダ」
夫が早く帰宅する日は夫の好きな献立。グラタンにチーズをのせ、オーブンで焼いて、できたてを出します。
金曜日「牛丼と味噌汁」
この日は子どもの習い事が遅くなる日なので、手軽な牛丼。好物なのでさっと食べさせ、スムーズに就寝へ。
土曜日「鶏つくねとなすの煮浸しと豚汁」
週末は仕事も休みで、家族揃ってゆっくり晩ごはんを食べられる日なので、おかずもしっかり揃えた献立に。
いかがでしたか?プロならではの「献立力」とうまくやりくりする「秘訣」、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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撮影/北川鉄雄 フードコーディネート/上島亜紀 取材・文/加藤文惠 構成/タカノマイ(Mart編集部)
Mart2019年8月号
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