「瞼きらめくあの子についての考察」

vol.5  笑えなくたって

 

あの子みたいに笑えたら

どれだけよかっただろう。

思えば私は笑うことが

得意じゃなかった。

 

それでも私は私のことを

愛するほかなかった。

あの子みたいになれなくたって、

私は私で大丈夫だ。

 

 

 

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