編集S（以下、S）　GW明けから猛暑が続いて、服もTシャツかワンピばっかり、メークも汗で落ちちゃうからあんまりする気にならなくて。夏になるほど、どんどんおしゃれ指数が下がっていく気が……。まずいですよね（汗）。

川村さん（以下、K）　暑いと何をするにもやる気が起きなくなるよね、分かる！ 今年は例年に比べて使いやすいカラーコスメが多いから、一点アクセの代わりとして投入してみると手軽なのにおしゃれ見えして、いいかも。例えばESPRIQUEの単色シャドウは、見た目は鮮やかだけど発色は上品だし、パレットみたいにあれこれしなくていいから時短で華やかに見えますよ。

S　可愛い～♥ まず、どんな色を選ぶのが正解でしょう？

K　イチオシは大人に見えるパープル（a）。目尻にちょこっと入れると、ほどよい輝きで女らしく見えます。ビアガーデンとか、夜の予定がある日にキラッとさせるのがいいかも。日中元気な印象にしたい日は、オレンジ（c）で囲んでみるとか。優しい色だから、下まぶたに入れても違和感なし。少しエッジをきかせたい人は赤（d）がいいかな。

S　ちなみに、寒色系を使ってみたい場合は……？

K　ハンサムな色は、他の色よりも入れ方に注意ですね。例えばブルー（b）は範囲が広がるとクールすぎてしまうので、ポイントはまぶたの中央に丸く、狭い範囲で入れること。目を閉じた時にチラッと見えるくらいの主張でちょうどいいと思います。寒色だけど、丸く入れることでカッコよさと可愛さのバランスがとれますよ。

S　これならあれこれ考えなくても使えそう♥

K　あと、休日限定ならやっぱりネイルかな！ サンダルを履くから足に派手な色を使って、手元は通勤ネイルのままヌーディ……っていう人をよく見かけるけど、夏こそ手元！ ここに派手な色があると、シンプルなTシャツコーデもそれだけで様になると思うんです。

S　なるほど！ でも、普段使い慣れていないから、いきなり手元にビビッドカラーって緊張しますよね。

K　シャネルの夏のネイルはメタリックっぽいから、普通のビビッドカラーよりも適度なツヤ感で、カジュアルな夏服でもきれいめな印象になります。色もはっきり出すぎないから、意外と見た目よりもトライしやすいはず。

S　ネイル、単に色だけで選んでいたけれどパール感があるとないでも全然印象が違うんですね。今年は足より手元に派手な色、使ってみようと思います！