台湾ロケで見つけた、現地のかわいい大同電鍋
Mart本誌で紹介し、またたくまに大人気となった大同電鍋。
台湾からやってきたこのかわいらしい電気調理器は、実は現地では1家庭あたり1.7台の所有率ともいわれるほど大変ポピュラーなものなんです。
台湾最大の都市・台北の街を歩いていると、食堂の店内や豆スイーツのスタンドなどでも結構な頻度で電鍋に出会うことができます。お土産の袋菓子などを買いに大型スーパーへ行けば、家電コーナーにも電鍋がズラリ。
なんといっても、グリーンやオレンジ、ピンクなど、その可愛いカラーが目を引くので、一つ見つけると、こっちにもあっちにもと、気づけば電鍋を探してしまう状態に(笑)。
かわいい物好きの日本人としては、やはり電鍋のレトロ可愛いコロンとしたフォルムや色使いに胸がときめきます。日本で電鍋がブームを巻き起こしているのも納得ですね。
電鍋は台湾のお母さんにとってキッチンの必須アイテム。これなくして食事の支度は成り立たないのだとか。日本でお味噌汁が和食の定番のように、台湾の家庭でも野菜がたくさん入った旨みたっぷりのスープが好まれます。中でも人気なのが透き通った美しいスープの中に大根と牛肉などが入ったもの。電鍋を使えば、直火でグツグツ煮ることがないので、具材も崩れずスープが濁らないんです。ちょっぴり薄味だけど素材から出汁がしっかりと出てとっても美味しいんです。
台湾に行かれる予定の方は、市場やコンビニで電鍋の中で保温されて売られている煮玉子にぜひチャレンジを。「茶」台湾人が愛する味です。
5/20(月)に発売されるMartムック「大同電鍋でつくる美味しい家庭料理」(¥1,400+税)では、電鍋を毎日楽しく使いこなすためのアイデアとレシピが盛りだくさん!ぜひ御覧ください!
撮影/伊東武志(Studio GRAPHICA) 取材・文/高尾真知子